ヒューマンキャリーについて（応急救護）

長崎　諫早、スポーツマッサージで疲労を早く抜いています
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ブログにお越しいただきありがとうございます。ゆうマッサージのたなかです。

9月に受講しました、日本陸連のセミナー「スポーツ現場における応急救護、搬送法」

突発的なアクシデントが起きたときの安全な搬送方法としてよく使われるのがヒューマンキャリーというのがあります。現場でよく使われるものなのでよく理解して使用するために復習していきたいと思います。

ヒューマンキャリー

ヒューマンキャリーとは読んで字のごとく、人を運ぶこと、救護の際に近距離のすばやい搬送が可能。

ただし

※長距離搬送に向かない
※大きなゆれが生じる可能性が高い

一人で運ぶ時には
・引きずり法
・肩を貸す方法

二人で運ぶ時には
・2人で前後に着くパターン
・2人で左右に着くパターン

引きづり法

①引きずり法

ごく短時間に搬送が必要な場合、短距離の移動の場合使用しやすい

頭部、頸部の傷害の疑いがないや下肢の大きな外傷・変形がない時に有効

肩を貸す方法

②肩を貸す方法

傷病者が補助付きでなら歩ける場合、ケガしている側に立って救助者が若干前に位置することで
傷病者を吊り上げるようにする。

2人で前後に着く

③2人で前後につく

2人の救助者の身長などの体格差が大きい場合に有効。

故障者の脚をクロスさせて、頭部側の人は引きづり法と同じ体勢を作る。
脚側の人は脚を抱え込むように持ち上げる

2人で左右に着く

④2人で左右につく

傷病者が自力で掴まれる場合、2人の救助者の体格差がない場合に有効

まとめ

・引きずり法
・肩を貸す方法
・2人で前後に着く
・2人で左右に着く

応急救護の際には上記の４つが有効になります。アクシデントは起こらないといいですがもしもの時に備えて。

ただ競技の審判長とコミュニケーションをとっておくとスムーズに運びやすい。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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